頭文字Dの車は実際に車検に通るのか!?

2267298613_c9da17418f_z
 

・頭文字Dで知るスポーツカー、カスタムカーの魅力

102210381_5c20906804_z
走り屋アニメである「頭文字D」でスポーツカーやカスタムカーに魅力を感じたという方は多いのではないかと思うのですが、ああいった車は実際の車検を通るのでしょうか?
実際に乗ってみたいと考えている方などは特に気になるポイントだと思うのですが、乗っている人に聞かなければこれはなかなか分かりません。

頭文字Dに登場するカスタムカーは実際に車検を通るのか、というところについてを見ていきたいと思いますので、購入を考える方は参考にしてみてくださいね。

・車検の基準

4868512100_43748f7985_z
出荷時点のままの車に乗っているのであれば、不具合がない限り車検に合格しますが、社外品のパーツなどに交換をしていた場合は車検に落ちてしまうこともあります。
社外品、というところが重要なのではなく、厳しいのはパーツごとに設けられた規定。
何が合否を分けるのかについてまずは紹介していきます。

灯火類に関しては特に規定が厳しくなっているのですが、どの灯火類にも言えるのはレンズ表面のキズやヒビはアウト、そして内部のライトが外まで漏れだしてしまっている場合は車検には通りませんので注意が必要となります。

左右対称であることや電球のワット数、レンズ部分の面積、点灯回数、またはランプの色などをしっかりと確認してから車検に出すようにしましょうね。

エアロバンパーなどはスカートと呼ばれる出っ張りの部分、フェンダーなら左右合わせて2センチ以内に収まっているかどうか、というところがチェックされます。
そして、バンパーならば地面から何センチ開いているかというところ、リアバンパーには赤い反射板が取り付けられているかどうか、といったところですね。

タイヤ、ホイールに関してはホイールは特にタイヤよりもチェックが厳しくなっています。
車体の内側にしっかりと入っているか、ボディへの干渉はないか、ホイールキャップが他の車や歩行者にとって危ない形状となっていないか、などがポイントですね。
社外品のホイールを使用している場合はマークもチェックされますよ。

また、車検証に記載されている型式や排気量も重要なポイントですよ。
型式や排気量が車検証に記載されているものと同じではない場合、車検には通りません。

・実際に頭文字Dの車は車検を通るのか?

2705262217_839050f34b_z
パーツ交換や改造に関する規定を中心に見てきましたが、基本的には車検証に記載されているものと同じ型式、同じ排気量のエンジンであれば車検は通ります。
たとえば、秋山渉のハチロクはターボ仕様となっていますが、型式と排気量が一緒ならばターボであっても通るということになりますね。

そして、豆腐屋で使用しているハチロクは型式が同じ4AG、また排気量も1.6リッターと同じなので車検には通る、ということになります。
保安部品や強度は見られますが、こういったポイントに特に問題がないようであれば車検には通ると考えて良いでしょう。

公道を走行する上でも「公認車検」を取ってしまえば問題はありませんし、型式と排気量についてはしっかりと覚えておくと良いですね。

・どんな車であっても必要な車検

8085301909_32ba34b286_z
どのような車に乗っていたとしても、安全のための車検は欠かせません。
車検を怠って大きな事故が起こってから遅いですし、車は安いものではありませんから、定期的に車は車検に出すようにしましょう。
もちろん、走行後に自分で行うメンテナンスも大事ですよ。

乗り終えた後の習慣にしてしまえば忘れることもありませんし、家に着いたらしっかりと各パーツごとにチェックするようにしましょうね。

車検の代金を惜しむ方もいますが、後々のことを考えると車検の金額は微々たるもの。
忘れずに車検は行いましょう。

車検工場を探すなら、車検比較.comが便利ですよ。

Pocket