かわいいのにホラー…?「ジブリ」作品都市伝説まとめ
・国民的アニメ作品に隠された秘密
ジブリ作品といえば大人も子供も大好きな日本を代表するアニメになりますが、そんなジブリのアニメたちには秘密が隠されていることをご存知でしょうか?
隠されたメッセージがある、ということで都市伝説的に語られているジブリ作品のウワサですが、気になっているという方も多いのではないでしょうか。
みなさんが気になる、ジブリ作品の都市伝説についてまとめてみました。
どのようなことがウワサされているのでしょう。
・「千と千尋の神隠し」の都市伝説
千と千尋の神隠しの都市伝説はいくつかありますが、その中でも生死に関わるものが多く、
たとえば映画後半で主人公の千尋とカオナシが電車に乗っているシーンがあります。
その電車に乗り合わせていた人たちはみんな黒く半透明でしたが、あれは生きる希望や未来といったものがないため、と言われています。
途中にあった駅は、自殺を踏み止まる人が降りるためのもの。
行きしかない電車の理由もここにありそうですね。
電車は自殺を考える人たちがあの世へ向かうためのものなのかもしれません。
また、この海原電鉄のシーンでは途中の沼原駅のホームに女の子が立っています。
誰かを待つかのように、1人佇んでいるのですが、この少女も電車の乗客と同じように顔は分からず半透明となっていますが特徴的なおかっぱ頭が確認できます。
これは「火垂るの墓」の節子ではないかと言われています。
節子は兄である清太よりも先に亡くなっていますし、戦後に清太が亡くなったのは駅舎ということで確かに何かの繋がりを感じてしまいますね。
・「となりのトトロ」の都市伝説
トトロの都市伝説はとても有名で知っている方も多いかもしれませんが、よく言われているのは「サツキとメイは死んでいる」という話や「トトロは死神」であるという話。
どうしてこのように言われるようになったのでしょうか?
理由はいくつかあるのですが、サツキとメイに関しては、映画後半になるとサツキとメイの影が消えてなくなること、池に落ちていたメイのものとそっくりのサンダル、メイの名前が書かれた地蔵、狭山事件のあった狭山市が作品の舞台となっていること、などが挙げられます。
トトロに関しても、死期の近い人間や死んだ人間にしか見えないのでは、と言われていますし、ここから「トトロが死神」という話につながっているのでしょう。
小さな子供をさらう死神の「トロール」が名前の由来では、とも言われています。
・「崖の上のポニョ」の都市伝説
こうして見てみると生と死を意識させる裏のテーマがあるように思いますが、ポニョにもそういった生と死を感じさせるような都市伝説があるんですよ。
それは、この作品の世界は死後の世界、つまりは「あの世」ではないかというもの。
クラゲドームや山の上のホテルは人が集団で生まれ変われための、魂のグループを指している、という話や、小舟の一家は三途の川にいた、という話も有名です。
そして、トンネルは別世界への通路ではないか、という説がとても有力。
映画でもトンネルの横には、子供の魂を救済するためのものである地蔵が確認できますね。
また、ポニョの本名である「ブリュンヒルデ」というのは北欧神話におけるワルキューレの長姉の名前であり、ワルキューレは「死者を天上へと連れて行く」存在、つまりは死神のような存在とされています。
ここから、トトロと同じく「ポニョも死神なのでは」という話しもあるんですよ。
探して見るとたくさん見つかるジブリ作品に関する都市伝説。
聞くとゾッとしてしまうようなものもこうしてあるわけですが、知った上で作品をもう一度見ると、前回とは違った見方が楽しめるかもしれません。