アニメ業界の日常を感じることのできるアニメ

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働く女の子、というシリーズの第2弾として放送されたアニメ「SHIROBAKO」はアニメーション制作現場が題材、テーマとなっています。
普段はなかなか覗くことの出来ない世界が題材となっていることもあって、放送前から気になっていたという方も多かったかもしれませんね。

そんな「SHIROBAKO」はどういったストーリーなのか、というところや登場するキャラクターについて少しだけ紹介していきますね。

・アニメーション制作現場を描く「SHIROBAKO」の概要

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このアニメの内容はタイトルにもあるように、白箱の完成を目指して日々あれやこれやと大奮闘する5人の女性を描いた物語となっています。

白箱というのは、制作会社が納品するビデオテープを指す映像業界における用語のひとつで、作品が完成したときに最初に関係者たちが手にすることのできる成果物なのです。
そんな白箱の完成を目指して懸命に夢を追う主人公たち、5人の女性についてを次は説明していきますね。

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出典:onsen

・アニメ「SHIROBAKO」の登場人物

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このアニメはとても登場人物が多いことでも知られていますが、主人公とその周りの4人、合わせて5人の女性についてを紹介したいと思います。
主要人物は全て、山形県立上山高校のアニメ同好会メンバーとなっていますよ。

まずは主人公の宮森あおい。
運動技術の高い女性で、プリンのように根本の暗い明るめの髪色が特徴ですね。
キャラクターデザイン原案者にとると、半人前であるというイメージを出すためにどちらにも染まりきらないプリンのような髪色になったのだそうです。

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出典:SHIROBAKO

次は安原絵麻で、自分の将来性に悩む真面目で几帳面な性格をしているのが特徴。
アニメーターであり、「なにわアニメーション」という、主に日常芝居を得意とするアニメーション会社の堀内にあこがれています。

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出典:ks

坂木しずかは新人声優。
赤みの強いロングヘアが特徴の女性で、アルバイトと声優業を掛け持ちながら生活をしていますが、徐々にガヤの仕事などで目的への道を開いていっています。
ある程度の関係者からの評価はあるようで、名前のある役をもらうシーンもありますね。

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出典:SHIROBAKO

そして、藤堂美沙は3Dクリエイターで主人公たちの1学年後輩にあたる女性です。
もともとはアニメーション制作を志していましたが、自分よりも上手な安原絵麻の絵を見てからより将来性のある3DCGの世界を志すようになります。
その能力や努力による成長は上司からも認められている、とても頑張り屋な性格。

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出典:SHIROBAKO

最後は脚本家志望の今井みどりで、彼女は主人公の2年後輩になります。
時間にルーズな性格を自覚している少しズボラな性格で、独特の表現を用いた喋り方が特徴なのですが、語尾には体育会系のような「ッス」がついているのも特徴的ですね。
資料まとめの能力が高く努力も怠らない、根が真面目な性格が彼女の良いところです。

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出典:SHIROBAKO

・実際のアニメ業界と「SHIROBAKO」におけるアニメ業界

このアニメの中でのアニメ業界もかなり厳しいものとして描かれていますが、最近はイラストやマンガ、アニメの業界が実際にもかなり厳しいことが話題になっていますよね。
夢のある世界ですから、目指す人は少なくありません。
それでも、それ1本で食べていくというのはやはり簡単ではないんですね。

主要人物の1人である坂木しずかも声優業だけでの生活は厳しい、という描写がありますが、大事なのは諦めない気持ちと夢を追う真摯な姿勢かもしれません。
気持ちだけではどうにもならないことももちろんたくさんありますが、厳しい業界を生き抜きたいと考えるのであれば無視はできない大きなポイントですよね。

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出典:CDN

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